九星気学

九星気学（きゅうせいきがく）とは、気の流れを知って人生に活かすことで開運できる中国で生まれた占術です。

九星気学の根源になる九星術は552年に日本に伝えられて、江戸時代には家相など方位術として用いられるようになりました。

五行・干支・八卦を組み合わせた占いが九星術と呼ばれ、更に気学を総称して九星気学が出来上がっています。

まず最初に、九星気学の占いで一体何がわかるのか見ていきましょう。

自分の基本的な性格や誰かとの相性、方位の吉凶を知りたい方は九星気学の占いを試してみてはいかがでしょうか。

九星気学の占いのやり方や手法を徹底解説！

九星気学の占いでは、自分の本命星をチェックすることから始まります。

まずは自分の本命星がどれなのか、次の表を見て確認してみましょう。

その年の立春（2月4日頃）より前に生まれた人はその年の前年の九星になる。

自分の生まれた年さえわかれば、9パターンのどの本命星に当てはまるのか簡単に把握できますよ。

自分の本命星がわかったところで、今度はそれぞれの性格について解説していきます。

本命星	性格
一白水星（いっぱくすいせい）	「水は方円の器に従う」の言葉通り、周囲の人や環境への適応性、柔軟性は特筆すべきものがある。プライドが高い。
二黒土星（じこくどせい）	「母なる大地」のように、親切温和で思慮深い努力型。トップよりサブがいい。
三碧木星（さんぺきもくせい）	陽気で行動的。負けず嫌いで独立心強い。短気で見栄っ張り。正義感の強い正直者。
四緑木星（しろくもくせい）	気配り上手な社交派。物腰柔らかくチャーミング。迷いが多く、決断力が弱い。
五黄土星（ごおうどせい）	頼まれごとは嫌と言えない生まれながらのリーダー。強い信念で突き進む。傲慢、高慢、理屈屋
六白金星（ろっぱくすいせい）	男性的。独立心、行動力が旺盛。完璧主義者で妥協なし。
七赤金星（しちせききんせい）	陽気で開放的。多芸多才で万事に器用。機知にあふれ弁舌さわやか。社交性は超一流。
八白土星（はっぱくどせい）	温厚にして意思強く実直型。頑固で融通がきかない一徹者。好き嫌いはっきりしている。
九紫火星（きゅうしかせい）	明るく華やかな個性派。頭脳明晰、おしゃれのセンスもいい。移り気や利己主義的な面もあり。

本命星によって表す性格や特徴は大きく異なるわけです。

九星気学の占いでは自分の性格を把握した後に、相手との相性を本命星で判断します。五黄殺（ごおうさつ）や暗剣殺（あんけんさつ）、本命殺（ほんめいさつ）などの凶方位では、方位の吉凶を知る手掛かりになるでしょう。

テーマに応じて何をすれば運が向いてくるのかわかりやすく説明してくれますので、知識のない初心者にも九星気学はピッタリです。どの占いも100％確実に当たるわけではありませんが、九星気学が得意な先生を探して相談してみてください。

以上のように、九星気学では本命星、月命星でが表す性格・相性・運勢を判断できる占いです。的中率の高い占術で、基本性格や相性診断をチェックすることができます。九星気学のメッセージを最大限に活用して、これからの生活を変化させてみてはいかがでしょうか。