占術一覧

六壬神易

六壬神易(りくじんしんえき)は、天地盤、四課三伝から自分と相手、自分と物、と言った二者関係 において,その関係の吉凶象意などを占うことが出来ます。

具体的に六壬神易で何がわかるのか見ていきましょう。

  • 相手の生年月日がわからない状態でも、この恋愛は良いのか悪いのか、結婚の時期がいつ頃なのかを占える
  • 今後も病気の検査を継続するのか、もしくは他の病院に移って治療をした方が良いのかを占える
  • 「今の仕事に問題点はないか」「仕事で成功できるのか」「はたまた転職した方が良いのか」を占える

ありとあらゆる物事の成否吉凶を判断できますので、数多くの占術の中でも六壬神易は注目を集めています。

応用範囲の広い占術ですので、興味がある方は鑑定師に六壬神易で占ってもらってはいかがでしょうか。

六壬神易の占いのやり方や手法を徹底解説!

六壬神易はその事柄の命運や吉凶を読む占いで、平安時代の陰陽師である安倍晴明が得意としていました。

六壬神課によって天皇に進言をした結果が残っています。

そこで、このページでは六壬神易の占いのやり方や手法をまとめてみました。

  1. 占おうとした時刻において太陽の黄道上での位置の指標である月将と、時刻の十二支から天地
    盤を作成する
  2. 占おうとした時刻における、日の干支と天地盤から四課を出す。
  3. 四課と天地盤から三伝を出す。
  4. 天地盤の天盤十二神に十二天将を配布する
  5. 空亡、徳神、禄神といった吉神凶神を天盤十二神に配布する
  6. 四課三伝、天地盤の特徴から特殊な構成に当てはまるかどうか判断する。

と言う手順です。

四課三伝は7つに分類することができますので、それぞれの意味合いを要チェックです。

四課三伝の意味合い

項目 意味合い
一課(いっか) 質問者を表す
二課(にか) 一課の質問者に付属する事柄を表す
三課(さんか) 質問の対象である人や物を表す
四課(よんか) 三課の質問の対象に付属する事柄を表す
一伝(いちでん) 問題の発生した状況を表す
二伝(にでん) 今の現状を表す
三伝(さんでん) 結末を表す

六壬神易はこの意味合いをもとにして占いを行っていきます。

天地盤の天盤十二神に十二天将を配布する

次に六壬神易では天地盤の天盤十二神に十二天将を配布します。

十二天将は物事の内容を意味する存在で、それぞれが一体何を指しているのか見ていきましょう。

十二天将の意味

十二天将 意味
貴人(きじん) 貴重品、貴人、高官、神社仏閣、俸禄、米
騰蛇(とうだ) 怪異、狂婦、文子、文化、火傷
朱雀(すざく) 書類、火気
勾陳(こうちん) 刑事、田畑、土地、官吏、 軍人、下級人、農作物
六合(りくごう) 媒酌人、仲人、交易、技師、子ども、竹、木、塩
青龍(せいりゅう) 夫、財、雨、地主、長官、富者
天空(てんくう) 入試、晴、詐欺、空虚な物、男の使用人、選挙
白虎(びゃっこ) 病人、死、災害、流血、口舌、道路
太常(だじょう) 婚姻、吉慶、酒色、田園、衣服、父母
玄武(げんぶ) 盗人、小人、破家、水神、離別、女子の物
太陰(たいいん) 女の使用人、兄弟姉妹、損害、陰私、隠匿物
天后(てんこう) 妻、結婚、女性、淫私、貴婦人、私事、水(私情)

相談された時間帯により(日の入り後は夜貴)で、十二天将を割り振っていきます。

更に「徳神」「禄神」といった吉神凶神を天盤十二神に配布し、吉凶を勘案して総合的な吉凶を出す流れです。

六壬神易は本当に当たるの?

様々な占術の中でも、六壬神易は当たる占いだと言われています。

「真剣に吉凶を知りたい」と考えている方に六壬神易はおすすめ!

実力のある鑑定師に六壬神易を依頼すれば、日常で起きる様々な出来事を判断できます。

ただし、軽い気持ちで自分のことを占うと、マイナスの結果が出てショックを受けることがありますので注意しましょう。

まとめ

六壬神易がどのような占術なのか、占いのやり方や手法についておわかり頂けましたか?

陰陽師が使っていたとされる六壬神易が得意な鑑定師や先生はたくさんいます。

是非一度六壬神易を試してみてください。


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